ミジュンでタマン釣り!ミジュンは活き餌、打ち込みでも優秀なエサ!

タマン釣り

ハイサイ!今回はミジュンをエサにタマンが釣れたのでご紹介します。ミジュンはイワシの仲間で沖縄のファミリーフィッシングには最適のお魚になります。ミジュンは活き餌でも打ち込みでも優秀なエサになります。

◆YouTube【ちゅんたいちょーのうきうき釣りらんど】でもミジュンでタマン釣りをご覧頂けます。

ミジュンとは?

ミジュンはニシン科のお魚で、和名ではミズンと言います。大きさは10cmほどの小さなお魚です。エラ蓋の後ろ辺りにオレンジ色の斑点が二つあるのが特徴です。

ミジュンの釣り方

ミジュンは主にサビキ釣りで狙います。各メーカーから色々なミジュン専用サビキが販売されています。

ミジュン用サビキは針が小さいため、針掛かりしやすくなっています。

サビキの色はピンク系とホワイト系がありますが、どちらでも釣果に差は無いかなと思います。

※ミジュン釣り専門のベテランの話だと白が良いそうですが…。

サビキは仕掛けが長いのでルアーロッドより、磯竿など長めの竿が扱いやすいです。

いざ、実釣!

今回は沖縄本島中部の西海岸に出撃しました。釣り場に向かう途中、河口を視察するとミジュンを発見!ミジュンは入江や河口、漁港周辺に集結しやすく、海面が真っ黒になるほどです。

予定には無かったがせっかくなのでミジュン釣りをすることに。サビキをセットして投げると第一投目からヒット!

続けて投げるが、ダツが横取りして針が切れてしまいました。まだ2本針が残っているので再びキャスト。釣れたが、またしてもダツが襲いかかり、遂に針が一つに…。。。

最後の一本もダツの猛攻を受けて敗北。。数匹しかゲット出来なかったが、せっかくの新鮮なエサなので使うことに。

元々持ってきたカニエサとミジュンで打ち込みスタート。今回の仕掛けは打ち込みです。

  • 竿:5号
  • リール:4000番
  • 道糸:6号
  • ハリス:20号
  • チヌ針:10号
  • エサ:カニ(冷凍)
  • 竿:5号
  • リール:6000番
  • PE:6号
  • リーダー:30号
  • ハリス:20号
  • チヌ針:10号
  • エサ:ミジュン一匹掛け

打ち込んで待機していると…

チリン、チリン。。

小さなアタリが…!一旦、合わせると重量感があり、全然引かない。。

上がってきたのはハリセンボンの仲間“ネズミフグ”でした。40cmオーバーの良型。

ハリセンボンは釣りの世界では外道扱いされますが沖縄では“アバサー”と呼ばれ、汁物にされます。スーパーや市場にも売られています。今回は汁物にして頂きます。

その後、アタリは止まり、夜釣りスタート。今回のポイントは街灯が気になりますが、まぐれもあるだろうと粘り強く待っていると…。。

チリン!チリン!

アバサーとは違う竿を叩くようなアタリが!しかも竿がグイグイしなっている!

ダッシュで掴み、フッキング入れると中々の引き込み!

手前に駆け上がりがあるので、慎重に誘導して上がってきたのは良型タマン!最後も暴れて元気いっぱいです。

久々のタマンで感無量。タマンは和名でハマフエフキと言い、打ち込みの人気魚になります。

大きさも80cm以上、5〜6kgに達します。駆け上がりが心配でしたが、ハリスも傷付くことなく上がりました。

夏にかけてこれからタマンのトップシーズンになるので数、サイズ共に今後が楽しみです。

タマンの美味しい食べ方

タマンは白身でクセは無く、淡白な味わいです。刺身にする場合は締めてすぐに食べるより、1〜2日寝かせた方が美味しいです。

また、フライや唐揚げなどもオススメです。今回は揚げてみました。

短冊状にカットします。火が通りやすく、食べやすいです。

片栗粉をまぶし、米油で揚げます。米油は油酔いしにくいので揚げ物にはオススメです。

アバサーは汁物にします。皮を剥いで胴体はぶつ切りに。頭は硬いので無理して割らず、そのままでも大丈夫です。

アクを取りながら煮込み、出汁と味噌で味を整えます。お好みでネギや豆腐を入れると良いです。

まとめ

今回はタマンが釣れてラッキーでした。タマンを釣る上で非常に大切なのは“新鮮なエサを使う”ことです。

可能な限り、エサは現地調達した方が良い結果に結び付きます。また、ガーラやミーバイのように口に入る物は何でも食べるのではなく、ある程度グルメなお魚です。

同じお魚の切り身でも喰いが良いもの、悪いものがあるので色々試してみると良いでしょう。

今回はミジュンを使いましたが、たいちょーは普段スズメダイ系を良く使います。喰いが良いのはもちろんですが、現地で手に入りやすいからです。

イカも大好物ですが、イカは手軽に現地調達するのは難しいので、この場合は冷凍を持参すると良いでしょう。

これからタマンの本格シーズンになるので、みんなも試してみてね!

それじゃあ
今日も読んでくれてありがとうね〜

コメント

  1. 隊員になりたいおじさん より:

    はじめまして。いつもYouTube楽しく拝見させてもらってます。最近から打ち込みを始めてるのですがリーダーに使う糸は
    ハリスとして販売されてるもので代用可能でしょうか?よくわからなくて質問してみました。

    • 隊員になりたいおじさんさん、お返事遅れて申し訳ありません。打ち込み釣りを始めたんですね。嬉しいです。リーダーに使う糸は一般的にハリスとして販売されているフロロカーボンでも問題ないですね。フロロカーボンのメリットはスレに強いという特徴がありますが、デメリットはコスパが悪いということになりますので、たいちょーは数百メートル巻かれたナイロンを使用しています。

      ナイロンはフロロカーボンより伸びるのでクッションという点では優れており、価格も安いのがメリットですが、擦れには若干弱い特徴があります。とは言え、ある程度のサイズがヒットして暴れてサンゴ礁に擦れるとフロロカーボンでも切れちゃいますので、そこまで差はないかなと感じます。ご参考になれば幸いです。いつもありがとうございます。

      • 隊員になりたいおじさん より:

        たいちょー、丁寧な説明ありがとうございます。とても分かりやすかったです。
        次回のYouTube楽しみにしてます。

タイトルとURLをコピーしました