見えイカ攻略!昼間のサイトフィッシングでアオリイカを狙ってみよう

イカ釣り

ハイサイ!ちゅんたいちょーです!今回は春のアオリイカ釣りに行ってきました。

沖縄は水がクリアなポイントが多く、海底まで良く見えます。そんな綺麗な海だからこそ、サイトフィッシングが出来ます。

今回はアオリイカのサイトフィッシングをご紹介してみたいと思います。

◆YouTube【ちゅんたいちょーのうきうき釣りらんど】でも春イカ釣りをご覧頂けます。

アオリイカとは?

アオリイカはヤリイカ科のアオリイカ属に属しており、日本沿岸に生息しています。胴長は40cmから大型は50cm以上になり、5〜6kgになる個体もいます。

ヒレは半円形でオスは胴体に横線模様があり、メスはドット柄の模様があります。体内に甲がありますが、コウイカのように大きくなくて薄く透明です。

アオリイカは3種類?

近年、アオリイカは3タイプいることが分かってきました。一番小さいサイズのクワイカ型、中型で白っぽい体のシロイカ型、最も大きくなるアカイカ型の3種類です。

  • クワイカ型
    3種中、最も小型で胴長約15cm前後で重さは約150g前後。目の上のグリーンが鮮やかでキレイです。分布域は和歌山県以南の太平洋側とされています。沖縄では浅場でよく見かけます。小さめのエギに活発にアタックしてきて、日没前によく釣れます。
  • シロイカ型
    名前の通り、白っぽくて胴長は約50cm前後、重さは約3〜4kg。分布域は広く、日本海側にも生息しています。産卵期は海藻類に卵を産み付けます。
  • アカイカ型
    アカイカは釣り人からレッドモンスターと言われるように最大で5kg以上、胴長も60cm以上に達します。和歌山県以南の太平洋側に生息しています。

アオリイカの釣り方

アオリイカの釣り方は様々な方法がありますが、餌木【エギ】と呼ばれる日本古来のイカ釣りルアーが最も人気です。竿を振って海中で勢いよくアクションを付け、イカを誘います。

時間帯は朝夕のマズメ時が喰いが高まります。【明るい→暗くなる、暗い→明るくなる】というように光が変化する時が狙い目と覚えておくと良いでしょう。夜間はグロータイプ【夜光】のエギを使うとアピール力が高まります。

エギには様々な色や模様があり、一般的には昼間や水がクリアな場所ではグリーンやパープルなどの地味系を使い、夜間や濁りがある場合はオレンジやピンクなど派手系を使用します。

サイズは2.5〜3.5号を使用し、大型狙いには4号以上がオススメです。イカは自分の体くらいの獲物にもアタックするので大きめのエギでも大丈夫です。

竿はエギングロッド【8フィート前後】にリール2500〜3000番、道糸PE0.4〜1号。ショックリーダーは2号前後。

エギングロッドの方がアクションがつけやすいですが釣り座が高く、手前に障害物がある釣場は磯竿などで代用するのもオススメです。この場合は竿が長いのでアクションはあまり付けず、ゆっくりタダ巻きや1回しゃくりでOKです。

また、ウキ釣り仕掛けで活きた小魚を泳がせて釣る方法やヤエンと呼ばれる仕掛けもあります。ヤエンはエサだけを投じて、イカが喰い付いたらイカを掛ける針を後から降ろす独特の釣法になります。

アオリイカのポイント

アオリイカは漁港や堤防から気軽に狙えます。魚と同じく、ゴロタ石や駆け上がり、障害物などに付きやすいです。

サンゴ礁域から深場まで様々なポイントで狙えますが、淡水が流れ込む河口付近にはほとんどいません。沖縄本島ではポイントにもよりますが、水通しが良い西海岸が人気です。

糸満荒崎海岸や宜野湾、北谷、嘉手納周辺、残波や万座、本部などの深場。ヤンバルも好ポイントが多いです。

アオリイカのシーズン

アオリイカの寿命は約1年とされ、春に産卵をして一生を終えます。よって、冬から春にかけてサイズが大型化するのでトップシーズンは12月~5月上旬頃までとなります。

また、春に孵化した子イカが成長して夏から秋にはサイズは小さいが数が釣れます。この時期は小さめのエギを使うといいでしょう。

いざ、実釣!

今回の仕掛けはエギングです。

  • 竿:1.5号竿
  • リール:3000番
  • 道糸:3号

エギはYO-ZURIスーパーブルー夜行オレンジボイル3.5号。カラカラとラトル音も鳴ります。昼間かつ水がクリアなのでグリーンやパープルなど地味系が良いとされますが、今回は手元にオレンジがあったのでオレンジを使いますww

水深は約1m前後でサンゴ礁の浅場になります。アオリイカは黒から茶色な感じで漂っていることが多いです。最初はサンゴか岩か分かりずらいですが、イカの場合はゆっくり移動するので注意深く観察してみましょう。

出来るだけポイントを歩いて探してると・・・アオリイカを発見!

重要なんですが、焦ってイカの近くに投げると驚いて逃げてしまうので少し遠くへキャストした方が良いです。

また、群れで固まっている場合も少し遠くにキャストして、やる気のある個体から釣っていった方が群れが散らずに数も釣れます。

シャクリを入れるとすぐにヒット!

ジ、ジ、ジーーーーージジ!

ドラグが出ていき、なかなかのジェット噴射。イカは魚のように岩には潜らないのでドラグ調整で慎重にやり取り。磯竿なので竿も曲がり、スリリングです。

ゆっくり寄せて浅瀬からキャッチ。春らしいなかなかのグッドサイズ!

その後はイカを発見出来ず、この日はこれにて納竿となりました。

アオリイカの美味しい食べ方

アオリイカは甘味が強く、非常に美味しいイカになります。どんな調理法も合いますが、今回はシンプルにお刺身と沖縄伝統料理のイカスミ汁にして頂きます。

イカ類は魚に比べて可食部が多く、身がたっぷり取れます。

胴体に切り込みを入れたら頭と腕を引き剥がします。甲とヒレ、薄皮を剥がします。頭の部分は目と口、内臓を取り除きます。

スミ袋を破らないように気をつけましょう。

胴体は食べやすいサイズに刺身にします。

イカスミ汁はヒレ、頭、腕を一口サイズにカットして煮込みます。ある程度煮込んだらスミを投入。スミ袋をハサミで切ると扱いやすいです。アクを取りながら味付けは出汁をベースにお好みで味噌や塩などで味を整えます。

まとめ

イカだけにイカがだったでしょうか?今回は昼間のサイトフィッシングをご紹介しました。夏から秋は数釣り、冬から春は大型が狙えるアオリイカをみんなも狙ってみてね。

それじゃあ

今日も読んでくれてありがとうね〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました